年末年始の休暇を9日間取った。年末年始は本当に何もせずにテレビや動画を観まくり・ゲームをしまくり終わっていくのが常で、今年もそんな感じだった。紅白は楽しかったけれど、私の推しは楽しくなさそうだった。推しの複雑な心境を察してそれに引っ張られ、なんだかこの暇が憂鬱へと変わっていった。
三が日が終わる区切りの今日、猫と共に早起きしたら気持ちがたぎってきて、今年は手帳を買ってある程度人生を管理したいなとか思ったりして、あの人に連絡しようとか思い立ったりして、朝からプロテイン飲んじゃったりして、掃除や洗濯、確定申告まで手を出したところでプツッと電池切れを起こす。わずかに残っている私の中の充電をバッテリーセーバーモードでセーブしこのブログを書いている。
ところで。
手帳は何度手を出しても続かない。紙の手帳も、iPadで書くタイプの手帳も。たまに中途半端に書いた手帳(日記)をたまに納戸から取り出し読むと、こうやって日々のどうでもいい話を振り返るのもいいなと思うのに、3月くらいで書かなくなる。そうやって中途半端な手帳は中途半端にたまに読み返して、中途半端な気持ちでまた買いたいなと思う。
毎日毎日「◯◯しなきゃ」とせかせかしており(仕事や生活)、それに加えてやりたいことリストなどを始めたら、やらなきゃで人生が溢れかえって余裕がなくなるのではと思っていたけど、やりたいことリストを「やらなきゃ」と捉えている時点で理論が破綻しているのだと今更気づく。やりたいことをやっていける努力ができる人生って楽しいじゃんね、と素直に思えるようになったのは年のせいだろうか。
改めて昨年の振り返りをすると、仕事では総じて気持ちが落ち着かずにせかせかしていた気がする。それに、忘年会で仕事はリタイアして少ししたら別の仕事を始めそうとの手相が出ていると言われ、今の仕事について少し考えてしまった。
いつまでフルタイムでこの仕事をするんだろう、私は…。せかせかせざるを得ないのはやはり仕事で毎日8時間も拘束されているからだろう。いくらフルフレックスで働けるといっても、それなりに責任のある仕事を行い、半期に一度評価をされ生活費を握られていると思うと、私の性格では中途半端にやり過ごせない。楽しくないわけじゃないけれど、もう少し気楽に向き合いたいとも思う。
年末、退勤まであと数時間というところで不穏な動きがあった。産休に入る同僚と新たに採用した同僚のつなぎ役として昨年度は案件のマネジメントをしていたのだが、採用した同僚に引き継いだもののその同僚が心身のバランスを崩し休職するかもとのことで、上司にもしそうなったら引き継いで欲しい…と言われた。
案件リリース後にその同僚に引き継ぐことになったのだけど、ありえない業務量を一人でその同僚が抱えることになっており、ついにその体制が崩壊したという状態だった。気持ちよく連休を迎えたかったが、上司にはまじでいい加減にしろという旨を伝え(それくらいの状況だった)不安なまま連休に入った。
ピープルマネジメントは上司の責任の範疇であり、私が責任を負う必要はまったくないのだけど、あのとき私がこの案件から離れず並走出来ていたらよかったのではと考えてしまう。
これまでのめちゃくちゃな職場に比べたらとても働きやすい環境ではあるけれど、これが健全とはいえず、自分のスタンスがよくわからなくなる。だからこのままフルタイムで働くことに少し違和感を感じたりする。でも生活を人質に取られている。30歳で無一文になった私は、今のところ金に不安を抱えながら生きるしかなく感じている。
小難しい話はこれまでにして。手帳ややりたいことリストのことを真剣に考える時間にしたいと思います。