会社を辞めないと決めたら、先々のことを雑に考えるようになった。危機管理能力を最小スタンバイ状態にしている。
私がまだ少女だった頃は、惰性で過ごすことと絶対に譲らないことの線引がしっかりしていたと、今振り返るとそう思う。ただ意地っ張りだったというラベリングではなくて、自分がなくならないように常に気を張っていたからそれ以外のことを惰性にせざるを得なかった、という方が正しい。20代の頃は更に過激に様々なことを惰性で済ませずに生き、途中で限界が来て、30代では立て直してうまく折り合いをつけてやっていたつもりだけど。
ここにきて、もう未来のことを考えるのがめんどくさい、こんな複雑な世界を渡り歩ける気がしない、管理職を経験しておかなければいけなそうとか老後に頭も体も動かなくなったらどうすればいいんだろうとか、そういう未来に対する不安とか、考えるのがめんどくさくなってきた。
毎日猫と暮らしていると、猫は未来の心配なんかしてそうにない。食べたいときに食べるし、遊びたいときに人間を呼びに来る。少し先の未来は察知できる動物だけど(自動給餌器からごはんが出る時間にスタンバイしてたりするし、病院に連れて行かれそうになるとソファの下に隠れるし)、別に考え込んだりはしないわけで、とりあえず今に集中している。
本来は、そんな感じで生きるからこそ、適度な寿命でこの世を去れるのだろうなと思う。ただ人間は自分がいつか死ぬのだとわかっているから、未来を見据えて準備してしまう生き物なのだろう。もうすぐ誕生日が来て38歳になるけど、38歳が本来の人間の寿命説というものがあるらしい。だから、38歳以降は「クリア後のNew Game+」的な感じでもういいやと思いたい。New Game+は、クリア時の道具やスキルは持っているけど最初から物語を始められるし。
最近そんなに悩むこともなくなり、あまり苦悩なブログになってないな。まあそれでいいけど。