今月特に、仕事で精神的な疲労感が抜けずに、気持ちの置きどころがわからず苦しい。
前期もまた、それできて当然です・あれが出来なかったですね、というフィードバックを受け、燃え尽きそうだった。年々仕事にかけるエネルギー効率は悪くなるばかりで、”前ならえ”に黙って従うほどの従順さも既になく、もうこれ以上「出来ないこと」を「出来るようにする」ために頑張れない。しかし会社というものは個人の成長を求め続けており、そのギャップを無視しきれるほどの鈍感さも持ち合わせておらず、会社員として気丈に振る舞う自分の後ろで、もう一人の何者でもない自分は瀕死状態である。
そもそも私にとっての「出来ないこと」を求める組織に居続けていることがつらい気持ちを助長している。明らかなミスマッチをしたまま数年この部署にいて、居心地いいわけがない。それはわかっている。会社のよい点も多々あり、総合点では転職という選択肢には至らない。となると、異動をするという選択肢が生まれてくるため、次のチャンスに賭ける。
自分がなくならないように、音楽を作ることに挑戦したり、こうして駄文を書きながら輪郭を保っている。世界は絶えず私を変えようとしてくるが、私が私であるために社会の必要にならない創作をし続けるのだ。そうやってなんとか、生活をやりくりしている。
